進出サポート事例③

                 会社設立・進出サポート事例 ③
              E社(設備メーカー)様

弊社のHPより輸入販売はベトナムで外資で会社が設立できないので、ベトナムでの事業スキームを相談したいとご連絡を頂きました。
すでにシンガポール、中国、タイなどアジアを中心に世界に進出されている大手設備メーカー様でベトナムでも現地代理店を通して販売していたのですが、これから大きくなるベトナム市場には本当は自社の法人で早めに参入したいとお考えでおりました。

初回面談でライセンスの問題をクリアに

シンガポール在住の同社海外責任者様とベトナム人弁護士同席の打ち合わせにおいて、まず設立できないと思われていた輸入販売の事業ライセンスの問題に関して、外資でも設立可能とその場でお応えさせて頂き、これをきっかけに早速進出することで進めることになりました。

その後、他の国で使われている定款の内容がベトナムでどこまで利用できるかなどチェックさせて頂き、1人有限会社2人有限会社どちらが良いかなど、どのような形態で会社を設立するか具体的なご相談に返答させて頂き申請を致しました。

申請中は開業までにするべき準備もサポート

申請後は開業後の準備として、会計・税務と人事・労務の全体像を把握していただくお話をさせて頂き、自社でどこまで行い、どこから外注するかなどを決めるところまで打ち合わせを数度行いました。
その後会計会社様との面談において、打ち合わせで決めた線引きでは、どのくらいのスキルのスタッフが必要かの確認とその場合の会計・労務の外注費用の確認を行いました。
そして人材会社様との面談で実際にかかりそうなスタッフコストを確認し、獲得できるまでの時間も合わせて確認致しました。
開業後に行わなければならない初期設定、月次業務、四半期業務をにおいて社内でどこまで行うか、どこから外注にだすのかの線引きを決め、実行致しました。

売買契約書などの法務チェック、駐在される方の住居探し、オフィスの内装工事の打ち合わせなど約3ヶ月程度の期間で準備を整えられ、現在ホーチミン市を中心にベトナム事業を展開されております。

他の国では先行されていらっしゃったようですが、ベトナムにおいては同業他社様よりも長い分営業に分があり、また安定した営業サポート組織ができたとのことです。